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101 re:ミズニラ
2006/9/26(火)20:30 - おおきえつこ - 1097 hit(s)

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神田さん、始めまして。
投稿、情報ありがとうございます。7月にご覧になった場所では
確認していませんので、早速見に行きます。

かつて、愛川町でも他の水田の休耕田に、ミズニラはあったそうですが
今は耕作再開して見られなくなったとのこと。いつか、また適した環境に
戻れば、眠っていた胞子が目を覚ますだろうと聞いています。

対岸の水田地帯にあったのだから、尾山耕地にもあるかもしれないと思いながら
、ミズニラの実物を見たことのない私は、今まで気が付きませんでした。

今回確認したミズニラは、最も上流の堤防下の休耕田(2年後に町道幣山下平線の
第2工区として着手される予定地)にたくさんありました。
今のまま保全されれば一番良いのですが、移植もやむなしとなった場合、適地を探す
必要があります。
農業振興地域である尾山耕地はこの2年間で休耕田は半減し、保全できる休耕田を
確保しにくい状況のように思います。
里地・里山環境における生物多様性・生態系の保全は国の政策課題でもあるはずですが、
尾山耕地周辺での現実はかなり厳しく、調査データに基づいた保全対策を検討する協議会
(農業者・行政・市民・専門研究者等による)の設置が必要ではないかと思います。

町道予定地だけでもミズニラだけでなく、最近見つかったイトトリゲモはじめ、
コウライイチイゴケ、モートンイトトンボ、イトアメンボ・タマガムシ・コオイムシ
、トウキョウダルマガエルほか数多くのレッドデータ種の生き物たちがいます。
ヘイケボタルへの車の光の影響等も対策が必要ですし、どれか一つの種だけに
対策を採ればよいというわけにはいきません。

当会は素人ばかりですが、里山の自然から学ぼうと、皆さんに教えていただきながら
取り組んでいます。
尾山にお出かけの際は、email等でお声賭けください。

ご存知とは思いますが、今回ご尽力いただいている厚木植物会の諏訪哲夫会長の
ホームページ(リンク)にも情報がありますので、ご覧ください。


〔ツリー構成〕

No.100 ミズニラ 2006/9/25(月)14:10 神田 (583)
 └ No.101 re:ミズニラ 2006/9/26(火)20:30 おおきえつこ (1644)
 └ No.102 re:re:ミズニラ 2006/9/26(火)21:35 神田 (665)

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