２００６年５月３日　尾山耕地でギンイチモンジセセリを確認。

昼ごろ、池のそばで見失ったイトトンボを追って中央水路までいくと、
花にとまっっているセセリチョウを発見。
良く見ると白い線が目に飛び込んできた。

もしや、ギンイチモンジセセリ！！！

　実物を目にしたのは、はじめて！
県博の「追われる生きものたち」の本や図鑑の写真を
何回か見ていたので、間違いないと思った。

いつもは、まず写真を撮るのだが、白い線を確認したとたん
ここで逃してはならじとの想いが先にたったのか、
気がついたときには、手にした補虫網を振っていた。

写真は小さなビニール袋に入れて撮った。
一緒にトンボの調査に来ていた諏訪部さんにも
確認してもらい、写真を撮った後、放した。

繁殖しているかどうかはわからないが、
神奈川県の減少種のギンイチモンジセセリを
尾山耕地で確認できたのはうれしかった。

また、池でオツネントンボの交尾も確認した。
オツネントンボを尾山耕地で観たのもはじめて。
ハラビロトンボの羽化直後の様子を観ることも
できた。

確認したいと思っていたシオヤトンボは観れなかったが
思いがけず初めてのものに出会えて、収穫のある調査になった。

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No.95 ギンイチモンジセセリがいました 2006/5/4(木)16:13 オオキエツコ (1013)