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98 6月24日モートンイトトンボ調査結果 
2006/7/19(水)11:52 - おおきえつこ - 411 hit(s)

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2006年6月24日(土)とってもよい天気。

尾山耕地全域でモートンイトトンボの分布と生息数(成虫出現数)
調査を行いました。まだヤゴもいるのですが、多くの羽化したばかりの
個体が近くにまとまっているために、畦から見つけやすい時期です。
この時期にいっせいに全域調査をすることで、分布と生息数の把握が
可能と判断して取り組みました。
東海大の研究室のご協力により、総勢9名が3班に別れて全域調査。

結果:出現数の合計1,673頭、水田ごとに大きく違う出現数
まだ最終的な考察ではありませんが、農法の違いを含めて、生息環境の
違いがありそうです。モートンイトトンボの多いところには、他の生き物達も
多い傾向にあり、水田生態系の豊かさが見て取れます。

平成17年3月、政府は新たな「食料・農業・農村基本計画」を策定しました。
その中の「環境保全を重視した施策の展開」には、農業全体のあり方を環境保全
に貢献する営みに転換していくとあります。

環境保全型農業への評価・支援策に、市民の生物生息環境調査の結果も反映して
いただけることを期待します。
モートンイトトンボだけではなく、より多くの種の調査により、水田環境が
生物多様性・生態系保全に貢献している姿が明らかにできると思います。

なにより、生きものの豊かな水環境は、私たちの命の源の水やお米が安心・安全
なことを示してくれています。
ご関心をお持ちの方が、一人でも多く私たちの活動に参加してくださいますよう
お願いいたします。



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No.98 6月24日モートンイトトンボ調査結果  2006/7/19(水)11:52 おおきえつこ (1262)

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