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219 尾山耕地のホタル生息環境保全提案
2010/12/30(木)17:20 - 大木悦子 - 5388 hit(s)

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2009年4月、当会が愛川町に提出した提案文(大木暫定住所は削除)の掲載が大変遅くなりました。次の欄に町からの回答も掲載します。
2011年4月に町道幣山下平線が供用開始予定、道路の完成形も見えてきましたので、ヘイケボタルの繁殖行動を阻害する車両ライト対策について照度調査等行い検討します。ご意見を当会事務局大木にいただけると幸いです。

●神奈川県愛甲郡愛川町尾山耕地周辺における
ヘイケボタル・ゲンジボタルの生息環境保全について(提案)2009年4月14日

愛川町長 山田登美夫様             
あいかわ自然ネットワーク (事務局:大木悦子 TEL:080−5011−3350)  
 
神奈川県内でも貴重な愛川町の水辺環境・自然を後世に残すために、以下の提案をいたします。ご回答は各項目についてお願いいたします。又、ご回答のインターネット公開をご了解ください。
*添付資料:ホタルを学ぶ集い2008 講演等のまとめ(文責:大木 講師・大場信義氏の確認済み)

提案項目
1.愛川町尾山耕地のヘイケボタル、八菅橋上流・湧水池のゲンジボタル生息環境を保全するために、町道幣山下平線の道路照明と車のライトからの影響を回避する対策を行うこと。
提案理由
・水田等の止水環境に生息するヘイケボタルは、神奈川県準絶滅危惧種に指定されています。ホタル生息環境保全は、愛川町環境基本計画に掲げている目標でもあり、昨年施行された生物多様性基本法における生物多様性保全の観点からも重要です。

2.ホタル研究の専門家であり、光の影響を回避する対策にも詳しい大場信義氏にご助言をいただき、具体的な対策を講じること。
提案理由
・2008年秋に、当会が尾山耕地の視察と講演をお願いした大場信義氏の知見によれば、ホタルはどのような種類の光であっても影響を受け、特に点光源・輝度の影響を強く受けるとのことです。

・町道幣山下平線の既設構造では、光の影響を回避する対策がとられていません。今後、同じ道路構造で建設されるならば、尾山耕地のヘイケボタル生息地への影響が懸念されます。

・八菅橋上流の湧水池周辺には、ゲンジボタルが飛翔しており、繁殖していたと考えられます。町道建設により斜面の樹木が伐採され、苔の生える湧水環境も劣化したために、今後の生息が危ぶまれます。生息環境再生のためにも、湧水池の上部に位置する道路に照明を設置する場合の影響回避が望まれます。

・具体的対策として、道路照明の不設置又は間接化、車のライトを遮る植栽等が考えられると思いますが、環境に応じた適切な対策が望まれます。ホタルばかりでなく、八菅山・尾山耕地・中津川周辺には様々な動植物が生きていて、それらへの配慮も同時に行う必要があります。そのためにも、環境保全に造詣の深い大場信義氏に、再度現地を視察していただき、具体的なご助言をいただくことが最適と考えます。 
      
以上、よろしくお願い申し上げます。


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No.219 尾山耕地のホタル生息環境保全提案 2010/12/30(木)17:20 大木悦子 (2456)
 └ No.220 re(1):尾山耕地のホタル生息環境保全提案への愛川町の回答 2010/12/30(木)17:31 大木悦子 (726)
 └ No.221 re(2):大場氏・尾山耕地ホタル生息環境視察後の再提案  2010/12/30(木)18:11 大木悦子 (2715)

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