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221 re(2):大場氏・尾山耕地ホタル生息環境視察後の再提案 
2010/12/30(木)18:11 - 大木悦子 - 5881 hit(s)

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当会が中央ろうきん助成をいただいて、ホタルの専門家大場信義氏に尾山耕地視察とご助言をお願いしました。そのご助言を受けて町に提出した再提案です。具体的な対策はこれからの検討課題です。ヘイケボタルの飛翔期間は約一ヶ月間であり、最低限でもその期間中の遮光対策は急務です。2008年から里地調査登録地として行っているホタル調査を2011年も行います。参加希望の方は事務局大木までご連絡ください。

神奈川県愛甲郡愛川町尾山耕地周辺におけるホタル生息環境保全のために、
車両ライトの影響を回避する対策を講じる提案(再提案) 2009年9月28日 

愛川町長 山田登美夫様           
あいかわ自然ネットワーク  お問い合わせ窓口事務局:大木悦子(座間市相模が丘1−25−4−101) 
                       TEL:080−5011−3350  
 日ごろの環境行政に感謝申し上げます。
本年4月に当会が提案しました「神奈川県愛甲郡愛川町尾山耕地周辺におけるヘイケボタル・ゲンジボタルの生息環境保全について(提案)」にご回答ありがとうございました。ご回答では「自然環境の保全は重要であると認識しており、本路線の供用開始後も注意深く状況観察をしていきたいと考えております」とのこと。是非、貴重なホタル生息環境が危うい現状を現地調査にて把握していただき、最優先で保全・再生対策をとってくださいますよう期待しております。
道路を通行する車両ライトのホタルへの影響回避対策については、ご回答いただきませんでしたので、あらためて提案申し上げます。

昨年に続き、本年8月25日、ホタル研究の専門家として著名な大場信義氏に、尾山耕地をゆっくりご視察いただきました。本提案は大場氏のご助言をもとに作成いたしました。
 なお当会は、昨年度から環境省全国里地モニタリング1000の登録地として、尾山耕地周辺のホタル調査等を行い、調査報告書を提出しています。里地を象徴するヘイケボタルの生息環境は、生物多様性保全のうえからも貴重になっています。
   
提案内容
○道路に沿って、点光源としての車両ライトの光を防ぐ高さ(1m余)のフェンス等を設置して植物(ツタなど)を絡ませるなどの遮光対策を行うこと。
理由 
・水田等に生息するヘイケボタルは各地で減少をしており、神奈川県レッドデータ報告書2006では準絶滅危惧種に指定されており、生息環境の保全・再生は急務です。

・遮光対策をされていない道路を通行する車両ライトは、非常に強い点光源としてホタルが光の点滅で交信して行う繁殖行動を妨げることで、ホタル生息環境に悪影響を与えます。

・車両ライトを遮るために、沿道に低木植樹(アジサイなど)が景観上も望ましいですが、用地に余裕がない場合は、フェンス等を設置して遮光対策を行うことが必要です。

・道路照明1本で姿を消し、月の光さえ忌避するホタルのため、各地の観察会では懐中電灯は現地で使わないなど点光源の影響についての配慮は知られています。

・愛川町の環境基本計画に基づいて、ホタル生息環境を維持する対策を講じることで、町民に重点課題への取り組みを知らせ、保全・再生への関心を高めることができます。  以上、よろしくお願い申し上げます。


〔ツリー構成〕

No.219 尾山耕地のホタル生息環境保全提案 2010/12/30(木)17:20 大木悦子 (2456)
 └ No.220 re(1):尾山耕地のホタル生息環境保全提案への愛川町の回答 2010/12/30(木)17:31 大木悦子 (726)
 └ No.221 re(2):大場氏・尾山耕地ホタル生息環境視察後の再提案  2010/12/30(木)18:11 大木悦子 (2715)

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