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はじめまして
あいかわ自然ネットワークが発足して2年たち、第1回の総会を経て、ようやく年6回ほどの会報を発行することになりました。会報担当は吉川久美子・大木悦子(事務局)です。 この通信は、日ごろなかなか会えない会員や、関心を寄せてくださる方々が、情報・問題意識を共有し、互いの意見をかわす“語りあいのひろば“でもあります。 疑問・質問・提案・意見・近況・雑感・活動報告・情報・その他を気軽にお寄せください。 |
初夏の尾山耕地で出会った昆虫たち
今年も、こんな素敵な昆虫達に出会うことができました。 |
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イトアメンボ(絶滅種) 2001年6月下旬 |
アオハダトンボ♂(絶滅危惧種) 2001年5月下旬 |
モートンイトトンボ♂(絶滅危惧種) 2001年6月下旬 |
コオニヤンマ 2001年6月下旬 |
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おねがい イトアメンボ調査に協力できる方を探しています−
昨年秋に、国のレッドデータ種イトアメンボが尾山耕地の水田で確認され、昆虫の専門家の方々を中心に、全国でも初めての本格的調査が行われる事になりました。 地元で、この地域の環境保全活動に取り組んでいる私たちも協力していきたいと思います。秋までは分布調査を行い、その後、重点エリアを中心に1年間かけて生態調査を行うとのことです。調査結果は、尾山耕地の環境の保全に役立てられます。農政課長のお話では、この調査結果がまとまり、環境が保全されれば、愛川町の宝・財産となるだろう、と期待されていました。 昨年、前横浜国大・青木淳一教授により尾山耕地の昆虫(貴重種)調査が行われています。今年2月、青木教授は提言で、生物をまもる立場からすれば、もちろん道路はつくらないほうがよいが、町民には、環境保全を求める一方で、道路を望む声もあるので、水田中央の路線計画を土手側に変更し、規模・照明もかえるよう求められました。 町はこの提言を受け、町道幣山下平線の路線・規模・照明の変更案と、山側水路際の農道の変更案を3月議会で説明しました。農道については、県内外4団体からすでに要望書が出ています。 4月に山側水路の浚渫で、水田側に土砂が大量に入った結果、イトアメンボの生息への影響が心配されました。県立生命の星・地球博物館の高桑正敏学芸員・埼玉大の林 正美教授・他の働きかけにより、上記のような保全の為の調査が出来ることになりました。尾山耕地周辺の環境保全のためには、欠かせない調査ですが、じみちで、人手を必要とする活動です。 私たち、あいかわ自然ネットワークは、この調査にすでに協力しておりますが、まだ参加者が少ない状況です。メンバーでなくても、興味・関心のある方々に、是非加わって頂きたいと願っています。調査に協力して下さる方は、事務局・大木までご連絡下さい。尚、水田は大切な農地ですので、調査・観察をする場合には、以下に注意して下さい。
7月8日の観察報告 7月8日の観察で、以下のたくさんの生き物たちに出会いました。(参加者:小林、大木、吉川) コオイムシ、ガムシ、イトアメンボ、オオアメンボ、タマムシ、ゴマダラカミキリ、ラミーカミキリ、マメコガネ、ショウジョウトンボ、ハラビロトンボ、ハグロトンボ、アオハダトンボ、シオカラトンボ、コオニヤンマ、アオスジアゲハ、オナガアゲハ、キチョウ、キタテハ、オオカマキリ、コカマキリ、アシナガバチ、スズメバチ、ハネカクシ、ミツカドコオロギ、エンマコオロギ、クサキリ、ショウリョウバッタ、イモリ etc
吉川家族 : 環境省〜身近な生きもの調査〜参加 「セミのぬけがら調べ」
活動計画のひとつ 愛川町長立候補予定者への公開質問(提案)を提出し、話し合いを行う予定です。 皆さんのご意見を、8月19日までに、大木までお願いします。(この間に随時検討します)
以降のスケジュールは以下を予定しています。 8月20日拡大定例会で最終確認 (27日以後、各立候補予定者に渡す)*あいかわ自然ネットワークは、公職選挙における特定の立候補(予定)者及び当選者を支持・支援するものではありません。 この指とまれ・メンバー自主企画
−3− ● 夏休み企画 〜川で遊ぼう-水生生物の観察〜
お礼
● 寄付ありがとうございました
お知らせ
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