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2007/1/17(水)10:12 - おおき えつこ - (17434 アクセス)
昨年末に、田代斜面林が生活に利用されていた様子を掲示板に紹介し、自然と共存していたかつての
暮らしと遊びの記憶を投稿してくださいと呼びかけたところ、会員の諏訪部晶さんから亡きお父様の
画文集「三軒家むかし語り〜失われた農村と子供の原風景〜」(1999年制作・発行 夢工房)に
同じ思いが綴られていると連絡をいただきました。1917年高峰村(現愛川町)に生まれた画家・
諏訪部晃さんがお描きになった画文集は、愛川町と厚木市の図書館や公民館、愛川町の小中学校等に、
また、原画は神奈川県立歴史博物館に寄贈されました。
今回、当会のホームページに画文集を掲載させていただくことになりました。ご快諾いただいた
諏訪部さんと夢工房のご厚意に、感謝いたします。なお、全てを掲載することは難しいため、一部
割愛しての掲載になります。これから5月末にかけて、少しずつ月3回程度、文章は文字掲示板の
ツリー構成に載せ、絵はあわせて画像掲示板で紹介させていただきます。
最初に、著者・諏訪部晃さんの失われた原風景への思いが込められた「はじめに」と「あとがき」。
次に、年中行事。まず、お正月行事の「団子焼き」「どんど焼き」と言われる「サイトバライ」。
私は昨年末、相模原市立博物館・日曜講演会「市民と調べた団子焼き」を聴いたばかりです。
諏訪部さんの文章は、行事名称、道祖神の祭祀・養蚕(豊繭)の予祝儀礼などの目的や実施主体、
場所、時間や人々の様子などが細かく書き込まれていて、記録としてもすぐれていると思います。
そして、「十五夜」と「智盛」。電気の無い時代、今より贅沢で迫真の娯楽があったことに驚きます。
闇は、この画文集の随所に表現されていて、その時々の感情の起伏が良く伝わってきます。
以上
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No.117 画文集「三軒家むかし語り」から 2007/1/17(水)10:12 おおき えつこ (1469) |
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