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愛川町・町議選(町議会・議員選挙)立候補予定者アンケート 

●当会は、特定の公職選挙・立候補予定者、また当選者を支持、支援する団体ではありません。

あいかわ自然ネットワークは、

9月30日告示、10月5日投票の愛川町町議会議員選挙の立候補予定者にアンケートを行いました。

( 9月20日アンケートのお願い直配。)
  • 八菅山・尾山耕地・中津川周辺の里地里山環境生物多様性・生態系保全及び、この地を縦断する町道弊山下平線計画について質問しました。
    • 2003年9月25日までに立候補予定者26名11名から回答を頂きました。回答率42.3% 

    • 回答者:
      市川洋一 井上博明 大久保きょうこ
      木藤照雄 熊坂 徹 小島総一郎
      小林敬子 田渕国夫 玉利まさる
      成瀬和治 山中正樹 各氏
    • とてもお忙しい中、アンケートにご協力くださいまして有難うございまし た。
  • 回答を頂いた方の多くから、時間が無くて十分には書けなかった、とのコメントがありました。
  • また、忙しくて読んでいる時間も書いている時間もない、公開されるアンケートには答えられない等によりお答えい ただけな いかたがたのうち、電話でお考えをお聞きできた方もあります。
  • 今後、FAXにて回答予定の方もありますので、順次、ホームページ掲示板に追加掲載いたします。(ただし、9月 29日ま で)
設問の要旨
  1. 日本も締約国になっている生物多様性条約に対応した、新・生物多様性国家戦略の内容をご存知ですか?

  2.  
  3. 新・生物多様性国家戦略中に、人間の開発行為(道路等)により身近な里地里山環境が危機に瀕しているとされているのをご存知ですか?

  4.  
  5. 尾山耕地周辺の生物多様性・生態系保全と再生を、積極的にすすめるべきと思いますか?

  6.  
  7. 重大な保全対策がとられていないことがわかり、新たな貴重種もみつかっている。里地里山環境の生物多様性・生態系保全の視点から 町道幣山下平線建設着工を延期し、計画を見直す必要があると思いますか?

  8.  
  9. 町民に対する町道幣山下平線の説明会と意見聴取の機会が設定されていないことについて、行政の説明責任は果たされていると思いま すか?

  10.  
  11.  尾山に隣接する弊山地域に民間の産業廃棄物中間処理施設が計画されており、町道弊山下平線が完成すれば、産業廃棄物 を積んだトラックがかなりの台数通る予定であることをご存じですか?

  12.  
  13. 農業者の負担に見合う直接保障制度や援農ボランティア制度など、環境保全型農業推進への支援策を行う必要があると思いますか?

  14.  
  15. あなたは、尾山耕地周辺の里地里山環境保全について、どのような施策が望ましいと思いますか。
自由記述
*その他の環境課題 自由記述

1. 日本も締約国になっている生物多様性条約 に対応した、新・生物多様性国家戦略 の内容をご存知ですか
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -国家戦略の内容までは知らない
井上博明 いいえ  -
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 いいえ -
熊坂 徹  いいえ -
小島総一郎  いいえ -
小林敬子 いいえ  -
田渕国夫 その他 -少し知っている  
玉利まさる いいえ -知ってはいるが詳細は分からない
成瀬和治  いいえ -
山中正樹  いいえ -存在は存じていますが、内容まで熟知しているとは言えません

2. 新・生物多様性国家戦略 中に、人間の開発行為(道路等)により身近な里地里山環境が危機に瀕しているとされているのをご存知ですか?。
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -国家戦略を知らないので詳しくは知らないが、里山の危機 は町で生まれ育ち、暮しているので強く感じる。
井上博明 その他 -国家戦略の中での位置づけは知りませんが、人間による開 発行為等により、環境への影響が出る事は十分認識を持っています。
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 いいえ -
熊坂 徹  いいえ -
小島総一郎  いいえ -
小林敬子 その他 -
田渕国夫 はい -
玉利まさる いいえ -
成瀬和治  はい -
山中正樹  いいえ -危機に瀕していることは、同感です。

3. 尾山耕地周辺の生物多様性・生態系保全と 再生を、積極的にすすめるべきと思いますか?
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -自然保全などといって人間が積極的にすすめるべきでは な い。何もしない、何も進めないのが自然にとっていちばんよいと思う。要するに自然にまかせておけと思います。
井上博明 はい -
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 はい -
熊坂 徹  はい -難しいのはその具体的な方法です 
小島総一郎  はい -
小林敬子 はい -
田渕国夫 はい -
玉利まさる はい -
成瀬和治  いいえ -
山中正樹  はい -ただし、私達人間の生活に関わる多様で複雑な諸条件とのバランスの中で考える必要があるでしょう。地球全体の環境破壊 とそれに対する保全施策としてとらえることが大切です。

4. 尾山耕地では、新たな貴重種も確認されて います。町道建設に重大な保全対策がとられていないこともわかり、生物多様性・生態系保全の視点から町道幣山下平線建設着工を延期し、計画を見直す必要が あると思いますか?
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -経済的な面で反対である。むだなものは作らない。もっと 他にお金を使うべきだ。
井上博明 いいえ  -<設問者に対し、見直しの説明内容があってほしい。と記 入されています>
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 いいえ -
熊坂 徹  はい -町の財政面からも見直しが必要です 
小島総一郎  その他 -道路建設を進める中で、上記の事について検討して対応を進めたら
小林敬子 いいえ  -
田渕国夫 いいえ -
玉利まさる はい -
成瀬和治  いいえ -
山中正樹  わからない  -その視点から見ればおしゃる通りでしょう。ただし、同線の建設は、その他の視点を基礎にして計画されたものです。周辺 市町村との関係もからむ交通計画、幣山・海底・
平山地域と中津川下流域との交流、その他の条件も考慮に入れて考えるべき課題と考えます。

5. 町民に対する町道幣山下平線の説明会と意 見聴取の機会が設定されていないことについて、行政の説明責任は果たされていると思いますか?
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -幣山下平線は初めからまったく反対なので説明などいらな い。
井上博明  その他 -不十分である
大久保きょうこ いいえ -
木藤照雄 はい -
熊坂 徹  いいえ -住民アンケートやパブリックコメントを実施すべきです
小島総一郎  その他 -議会制民主主義をとっている以上
行政の説明責任はそこまで及ばないのでは?
小林敬子 いいえ  -
田渕国夫 いいえ -
玉利まさる いいえ -
成瀬和治  その他 -土地所有者の意見で、一部変更がなされたと聞いている
山中正樹  いいえ - 私自身、質問1に答えた通りです。環境アセス等も客観的に行い、住民参加で議論をすべきです。

6. 尾山に隣接する弊山地域に民間の産業廃棄 物中間処理施設が計画されており、町道弊山下平線が完成すれば、産業廃棄物を積んだトラックがかなりの台数通る予定であることをご存じですか?
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -道が出来れば人間の営みが生まれる。人々にとって価値ある道か、無駄な道かで言えば、無駄な道なのでゴミ車が走るのは当然だし、ゴミ捨て場になるのも当然だと思う。価値のない道はゴミ道しかない。
井上博明 はい -
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 その他 -計画については実行性が極めて低くなった。
熊坂 徹  はい -道路が通れば、この種の計画はもっと出てきます
小島総一郎  その他 -?
小林敬子  はい -
田渕国夫 はい -
玉利まさる はい -
成瀬和治  その他 -道路が出来る前から言うことではなく、処理施設が出来るかどうかわからない状況であり、今から決めつけるのはどうかと 思います。
山中正樹  はい -台数がどの程度であるか、その影響がどうであるかは客観的データを存じません。

7. 農業者の負担に見合う直接保障制度や援農 ボランティア制度など、環境保全型農業推進への支援策を行う必要があると思いますか?
 立候補予定者
答え
コメント
市川洋一 その他 -保全農業ではなく積極的農業の発展を私は政策にしてい る。私の政策を読んでほしい。
井上博明 はい  -
大久保きょうこ はい -
木藤照雄 はい -
熊坂 徹  その他 -いきなりそうした支援策を行っても効果は上がらないと思います。 
その前に、まず、農業者が何を考え、何を望んでいるのか、それを理解する必要があります。
また、それと同時に、里山環境の保全について農業者の間で共通の理解が得られるような運動の展開も必要です。それをベースに尾山耕地(農業者も含めた)の 現状に合った環境保全策や環境保全型農業のあり方について考えていくべきでしょう。もちろん時間はかかると思いますが。
小島総一郎  はい -
小林敬子 はい  -
田渕国夫 はい  -
玉利まさる その他 -
成瀬和治  その他 -尾山地区だけの問題では無く、他地区も含め考える必要有り。
山中正樹  はい -ただし、直接保障が適切とは思われません。

8. あなたは、尾山耕地周辺の里地里山環境保 全について、どのような施策が望ましいと思いますか?  自由記述
 立候補予定者
コメント
市川洋一 -尾山耕地のみならず、すべての愛川町の農地を町民みなで 耕作し、荒れた畑や田んぼを生き返らせ、近い将来、食糧不足にならぬよう、特に老人福祉の本当の福祉政策になるよう、農業の食料問題に全力で取り組む時代 になりつつあります。保全などと守りを考えず里山の美しい愛川町を農業の発展により取り戻す、作りとげるべきではないでしょうか。
井上博明 -
大久保きょうこ -自然環境に与える人為的悪影響はまず弱い生き物に危機を もたらしますが、それはいずれ人体にもおよぼされるものでしょう。そういった認識のもとに弱い生物の生息環境を守ることは重要だと思います。
しかし、今回のアンケートには、多忙中で時間もなく、勉強不足でもあり、きちんとしたお答えが出来ませんが、今後の課題として小さな生物に対する環境保護 条例を検討していきたいと思います。
木藤照雄 -自然環境保護、保全等も、生活基盤整備も、両面が情報公 開を基本に議論され、住民の意見が反映される事業が執行されるべきである。
熊坂 徹  -基本的な考え方については、質問7でお答えした通りです。しかし、一番簡単で、効果が上がり、あわせて税金の節約にも なる施策は、幣山下平線の建設を止めることです。
小島総一郎  -尾山耕地の保全は進めるべき。保全の方法については色々な意見もあると思うので、良く話し合うことが必要では。
小林敬子 -私は、この愛川町に越して5年、しかも三増に住んでいるので身近に尾山耕地に接することがなく、何度か河原に遊びに行 く程度でした。幣山下平線ができることで、貴重な自然が失われていくことは、とり返しのつかないことで、後世に重大な禍根が残ると考えます。
   尾山耕地周辺の里地里山環境保全のため対策は必要と思います。どんな施策がいいかは、町民参加で町全体の森林保全、活用を考えながらなされるべきと 思います。
今、森林の手入れがなされず放棄され、空気浄化の森林が機能を失うことになっては大変だと考えるからです。
田渕国夫 -
玉利まさる -
成瀬和治  -農家の人たちを無視した農道、町道計画で無く、利便性も考慮した計画であり、農家の人達は生活がかかっており、ネット ワークの人達の意見だけで無く、地主・耕作者の意見を聞く必要がある。その上で町で判断すべき事項と考えます。
山中正樹  -貴団体が精力的に活動なさっていることは良く存じ上げており、敬意を持って拝見しております。ただしご提案されていま すエコミュージアムに関しては、概念としては一般的なものであり理解できるものの、愛川町の現状からすると突出した印象を与えるかなと感じております。
議会や行政が、貴団体の活動をより深く理解することも大切なことではありますが、一般の町民や中津川に遊びに来るキャンパー、レジャー客にもアピールする ような活動を工夫されてはいかがでしょうか。一般の町民の中でこうした問題への関心が高まれば、一層楽しく継続的な環境保全施策が自然と生まれてくると思 います。私は住民参加での施策がなされることが最も望ましいと考えております。

9. *その他の環境課題:自由記述

 立候補予定者
コメント
市川洋一 -ごみ処理に関しては、私の政策を進めていけば、生ゴミに 関して言えば、100%なくすことが出来ます。私の「老後を安心して暮らせる町政の実現」の政策をよく読んでほしいです。
井上博明 -
大久保きょうこ -
木藤照雄 -ごみ処理に限らず、広域化によって合理化される面は良い にしても、細かいサービスの低下を招かない様、綿密な計画が必要であります。
熊坂 徹  -
小島総一郎  -
小林敬子 -
田渕国夫 -
玉利まさる -
成瀬和治  -
山中正樹  -ごみ処理に関しては、我が国の方式は国際的標準からかけ離れたものであり、施設建設に関する構造的な問題が絡んでいる と思います。
 ダイオキシンについては、米軍施設の問題とも絡んで複雑ですが、愛川町周辺は首都圏で最も劣悪な大気環境となっており、緊急の課題と思っています。ただ し、一般町民にその問題意識が浸透しておらず、そのあたりから問題解決を図っていく必要があると考えています。
 町民意識の高い課題としては三増の養鶏場による悪臭問題が第一、第二は中津川、相模川のゴミ問題でしょう。こうした問題から一つ一つ取り組む必要を感じ ています。環境問題と一口に言ってもレベルも範囲も様々で、学術的にも用語の統一が出来ていない混乱状態です。それぞれが
Think globally ,Act locally でやっていくしかないのは現状と認識しています。

 



 
愛川町・町議会議員選挙・立候補予定者 の 皆様へ
アンケートのお願い             2003年9月20日
                       あいかわ自然ネットワーク

●当会は、特定の公職選挙・立候補予定者、また当選者を支持、支援する団体ではありません。

◇“21世紀は「人類最後の世紀」”新聞でこの言葉を目にして、そこまで地球の環境は病んでしまったのかと愕然としました。愛川町も地球上の一地域。遠いどこかの国の話ではなく、私たちの暮らし方そのものを考え直していく必要が、目の前に迫っているのだと思います。

◇「地球規模で考え、行動は足元から」が世界の環境活動の合いことば。私たちは愛川町の豊かで美しい自然を残そうと活動しています。

◇  地球温暖化は気候変動や動植物の生態系に影響を与えるとされ、二酸化炭素削減は緊急の課題となっています。しかし、現状の化石エネルギーを多く使う暮らし方を変えないと、とても厳しい状況です。
また、生物多様性・生態系保全も同様に、最終的には人類の生存にも関わる課題として、身近な自然・暮らしの問題から取り組む必要があります。

◇  愛川町において、この課題に関係の深いのが、今年秋着工予定の町道幣山下平線計画です。交通量の増加を予測したこの計画は、地球温暖化防止に逆行し、また、絶滅が危惧される生き物たちの生息する尾山耕地を縦断するために、生物多様性・生態系にとって重大な影響を及ぼすことが懸念されます。

◇  そこで、愛川町・町議会議員選挙・立候補予定者の皆様に、この課題についてのお考えをお聞きしたいとの思いからアンケートをお願いすることとなりました。

以下、八菅山・尾山耕地・中津川周辺の里地里山環境生物多様性・生態系保全と町道弊山下平線計画についての8項目の質問に、ご回答をお願いいたします。
お忙しいところ申し訳ありませんが、愛川町の将来にとって重要な課題であるとの認識からのアンケートでありますことをご理解くださって、是非ご協力くださるようにお願いいたします。

豊かな愛川町の自然を誇りにし、大切に思うたくさんの町民の為にご尽力くださることを切に願います。アンケートのご回答については、9月24日に受け取りに伺いますので、よろしくお願いいたします。また、お手数ですが下記・事務局大木までFAXでお送りくださると助かります。

なお、集計結果はインターネット(当会のホームページwww.aikawasizen.net 他)他にて公開しますことをご了解下さい。
 
 

問い合わせ:連絡先   あいかわ自然ネットワーク 事務局 大木悦子
            愛川町中津6205  TEL&FAX 046-284-2121
e-mail  npo@aikawasizen.net
 


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