(English Here)

愛川町の自然環境・町並み・文化
保全*再生

市民情報ネットワーク

Love River Town
Environment,Nature & Culture
Conservation & Rediscovery
Network


1999


 
第2回 八菅山・尾山の自然を歩き、学ぶ集い
  主催:あいかわ自然ネットワーク■19991123 開催の様子 (報告)



 
八菅山・尾山の自然を歩き学ぶ集い 会場風景 午前の部
(10時〜11時半)

愛川町レディースプラザ(中津公民館)にて

■講演1.
  • 「八菅山・尾山耕地周辺の自然環境と昆虫について」
  • 高桑正敏氏 (県立博物館・生命の星地球博物館主任学芸員/農学博士)
■講演2.
  • 「八菅山・尾山耕地周辺の自然環境と鳥類について」
  • 佐藤誠三氏 オオタカ保護ネットワーク/あいかわ自然ネットワーク


 


午後の部
(0時半〜3時)

八菅橋・八菅山側の公衆トイレ前集合後、尾山耕地へ移動

■参加者
      33名 (プラス 子供 約10名)

昆虫(高桑)「暖かくてまだ昆虫がいました。」

  • ミヤマアカネ ・ツユムシ ・ヨツボシテントウムシダマシ ・クロコノマチョウ(ジャノメチョウ)(温暖化で北に移ってきた。来春いたら冬を越したことになる) ・フクラスズメの幼虫(ケムシ) ・クビキリギス ・ハラビロカマキリの卵 ・ナツアカネ ・黄蝶(冬を越す) ・オンブバッタ ・イナゴ ・トゲヒシバッタ ・コガネイナゴ ・ハネナガイナゴ ・アオゴミムシ(ヒラタゴミムシの一種) ・カマキリ(チョウセンカマキリ ・オオカマキリ) ・コガタルリハムシ ・コカマキリ 

鳥類(佐藤)「当日観察して確認」
  • ヒヨドリ ・キジバト ・セグロセキレイ ・ベニマシコ ・ホオジロ ・アオジ ・スズメ ・カラス ・アオサギ(望遠鏡で皆で見た) ・カワラヒワ ・カワセミ ・トビ ・モズの巣(99年度のもの)

植物(吉江)「中津川河原にて、カワラノギク(咲き終わりの花が残る)観察」
午後3時 現地解散 
残った方々、はすげ神社前記念撮影

午後3:30〜4:30
参加者残った方とメンバー 15名ほど
八菅公民館にて話し合い

※参加者感想他 下記↓

回収アンケート

感 想 ほ か 住 所
自然を残したい。車を降りて歩いてみてわかった。残してほしいと思った。残せるようにしたい。 半原
大阪で育った。自然に触れたいと思う。企画をどんどんやりたい。 半原
愛川町を変えていきたい。まちのお金の使い方など。 半原
以前中津に住んでいたが変わり方激しい。 中津
尾山の自然を残したいと思った。 中津
自然愛好者と研究者の壁 中津
子供の実感大切。バードウォッチングで実感。 半原
町以外からも足を運んで下さるといいと思う 海老名
若い頃から中津川周辺、はすげ山の周辺、水田地帯などの風景が好き。 中津
下谷の斜面緑地の照葉樹林、手つかずの残り方に興味持っている。 中津
母親の実家が八菅山にある。山登り好き。尾山のこと知らなかったが、お金より大切な自然。財政的疑問。自然の持つ意味、役割、理解が大切。 中津
大人になって周りの自然の良さに気付く。身近な環境が大切。人手が入って維持できる自然。小・中学生の自然体験大切。子供の目線が大切。 半原
自然を柱にした街づくりが必要。環境の視点、ライフスタイルの変革必要。相反する議論をし、合意形成を。 春日台
将来の子供たちばかりでなく今の人々にとってもかけがえのない自然残したい。 中津
■意見交換

(講師)高桑さん:

  • いま中学生の子供が小学生の頃から行きたいと言った尾山耕地。田んぼがある。
  • 人間の関わりの中で(都市・里山・奥山)里山を考えること−八菅山大事、神奈川県に他に残っていない。(1950〜60年代にかけて農業→工業立国へ)
  • 初夏が特にきれい。花や鳥に関心持ってもらう。できるだけ来たいと思っている。
  • 利便性を考えても意味がない。町の選択。自然の重要性。他にかえがたいもの変えないで下さいとアピールする事が大事。
  • 神奈川県という視点で後世の為に残すべき。
  • 地権者への保証は考える必要有り。利便性含−まとめるのは議会。
  • 生物保全から考えると反対−通してしまった後を考えると影響強すぎる。一度通すとストップできない。

(半原在住): 半原・田代の人は道路計画も知らない。道路が本当に役立つか調査必要では。
(リーダー): 道路をつくらせない気かと電話もらっている。住民に知らせて議論必要。
(中津在住): 新しい事実から考えて結論出すべきなのに、先に結論ありき。平成7〜8年国の姿勢変化。住民合意必要。

  まとめ(文責):あいかわ自然ネットワーク事務局/大木悦子

尾山(竜の尾の山裾)
ふるさとって昔の川が流れて歌っているところ
background music

回線混雑で途切れる場合は、スライドバーを start 位置に戻して下さい.
(途中で他のページに移る時は、新しいデータ転送の妨げにならないよう、閉じて下さい)


情報・資料・リンクリスト

モートンイトトンボ(スケッチ) ハネナガイナゴ(スケッチ)
               
 
 

 
■あいかわ自然ネットワーク(環境市民団体) の紹介記事( on 愛川町広報)

広報 あいかわ <平成11年>10月1日号  「環境基本計画」特集

■神奈川県環境学習リーダー連絡会


このサイトの内容・情報について、ご感想・ご意見をお寄せ下さい 


(GUEST BOOK / 雑記帳)

お立ち寄りの記念に ぜひ 一筆どうぞ(^^+)
 

このページは、「川と緑のふるさと」の環境を
愛し、学び、守り、再生に地道な努力を捧げるボランティア市民の活動
協賛して、 (設計同人)  OokWood DIGITAL SUPPORT STUFF が運営・サポートを提供しています


 BACK