皆様の自然観察写真のご投稿・ご公開をよろしくお願いいたします
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2007/09/20
大木悦子
(投稿者のご希望により削除いたしました)
2007/09/15
(管理者削除)
(投稿者のご希望により削除いたしました)
2007/08/22
ようやく会えた尾山耕地のキイトトンボ おおきえつこ
今年の目標の一つが、尾山耕地でキイトトンボに会うことでした。目撃情報があったので、いつかきっと会えると信じて・・。8月11日目の前に頼りなげに飛んでいるのを観たときは、もう夢中。17日トウキョウダルマガエルの調査中に、Mさんがキイトトンボのメスを見つけて教えてくれたので、大急ぎで何枚か写真を撮りました。
文字の掲示板にも、キイトトンボについて書きましたので、ご覧ください。
写真・8月11日キイトトンボ・オス、17日キイトトンボ・メス、13日中津川河畔のキツリフネ
2007/08/14
画文集「三軒家むかし語り」から おおきえつこ
画文集「三軒家むかし語り〜失われた農村と子供の原風景〜」(著者:諏訪部 晃 ・制作、発行:夢工房)から、「養蚕」の一部“まわたつくり” 、「マー坊」、「しょう油搾り」の絵を載せます。各文は文章掲示板に掲載。掲載済みの「いじめっ子」には絵がありません。今耳にする陰湿ないじめとは違い、とってもわかりやすいいじめを近所のおばさんが大声で叱ってくれたお話。“まわたつくり”私の隣のおばあさんがいつも庭で水に浮かべた繭から糸を取り、家の隅で機織りをしていた姿を思い出します。「マー坊」当時は近所の赤ちゃんをおんぶするのが珍しい事ではなかったように思えるのは、子守しながら遊ぶ子供達の記録写真などを見たことがあるせいでしょうか。「しょう油搾り」みんなで力を合わせて作っていた、しょう油や味噌。おいしそう!!
絵:まわたつくり・マー坊・しょう油搾り
2007/07/28
画文集「三軒家むかし語り」から おおきえつこ
画文集「三軒家むかし語り〜失われた農村と子供の原風景〜」(著者:諏訪部 晃 ・制作、発行:夢工房)から、「養蚕」の絵を載せます。“まわたつくり” の絵は、次回の掲示板に。「養蚕」の文は、文字掲示板に載せました。
私は、1998年から愛川町中津の下谷に、移築後約130年経たという養蚕農家を借りて5年間住みました。茅葺屋根の広く高い小屋裏も養蚕に使われたそうです。昔、蚕を屋外にも置いていたという方から、アズマヒキガエルが蚕をペロッと目にも留まらぬ速さで飲み込むのを観たという話を最近伺いました。親戚の家も養蚕をしていた子供の頃、赤紫の実をつけた桑の畑が、そこここに残っていました。
2007/07/17
画文集「三軒家むかし語り」より おおきえつこ
画文集「三軒家むかし語り〜失われた農村と子供の原風景〜」(著者:諏訪部 晃 ・制作、発行:夢工房)から、絵のみの“米のできるまで”を載せます。文字の掲示板には、挿絵のない「蛇を殺す」、「害虫捕り」を載せました。湧水などあちこちに祭られた神様、蛇やうなぎのすむ環境は、お米をつくる水田につながります。
田んぼの虫を追い掛け回し、捕った害虫の数を競って、ごほうびのお菓子をもらう小学生の歓声。私の思い出は、50年程前、先生に引率されて中津小学校の田んぼでイナゴを捕まえ、母に佃煮をつくってもらった事。宇根豊さんの「〜減農薬のための〜 田の虫図鑑」(農文協)には、現代の子供達が虫見板の上でクモが害虫を捕まえるのを見て、目を輝かす姿が描かれています。時代が変わっても、田んぼは子供達の学校です。
絵:米のできるまで *写真(大木):蛇の挿絵がないので・・今年7月6日尾山耕地水路で撮ったカエルを飲み込むヒバカリです。
2007/07/10
モートンイトトンボの産卵 おおきえつこ
今年1月、中央水路の掘削工事の影響を回避するため、モートンイトトンボ生息地の土の移動を事業者、農業者の了解を得て行いました。当会の呼びかけに応じて作業に駆けつけてくださった総勢10名で、水を含んだ重たい土の移動に汗を流しました。
ヤゴが沢山いたかどうかはわかりませんが、ヤゴ他の生きものたちを育てる豊な土壌を少しでも減らさずにすんで、よかったと思います。
7月8日、作業に来てくださった方々が、モートンイトトンボが無事に飛んでいるのを観て、とても感激されていました。羽化したばかりの若い個体、成熟して鮮やかなオスや色の変わったメス、羽化して稲に止まっているアキアカネや卵を乗せたコオイムシも沢山観られました。
皆さんが帰られてから、気温が上がったためか、あちこちに産卵するモートンイトトンボを見つけました。撮った写真を見てから気がついたのですが、偶然、コオイムシの幼虫も草につかまってさかさまになり、空気を吸っていました。
同じ水田でトウキョウダルマガエル、まだ小さいイトトリゲモも観る事ができました。
写真左から、1月モートンイトトンボ・ヤゴの生息環境保全のための土壌移動作業、7月8日モートンイトトンボの産卵とコオイムシ幼虫、稲に止まるアキアカネ
2007/07/07
画文集「三軒家むかし語り」水遊び より おおきえつこ
画文集「三軒家むかし語り〜失われた農村と子供の原風景〜」(著者:諏訪部 晃 ・制作、発行:夢工房)
「水遊び」の絵を載せます。文章は文字の掲示板に載せました。
小川の水や湧水がそのまま飲めた時代。子供達の楽しそうな水遊びの声が聴こえてきます。
絵:竹樋の仕組み・清水の井戸・小川につくった水場
井戸・イシダ さぐり
2007/07/03
中津川のホトケドジョウ おおきえつこ
6月30日、神奈川県立青少年センターの自然観察会が尾山耕地と中津川でありました。参加者、主催者・私達講師あわせて約40名。尾山耕地ではコオイムシのふ化やモートンイトトンボの産卵を観察し、頭を押さえられて捕まったヤマカガシに触ったり、12名の子供達も目を輝かせていました。午後は、中津川・尾山河原で緩やかな流れの生きもの達を観察しました。その中に、ホトケドジョウがいました。以前から、いるとは聞いていましたが、中津川のホトケドジョウを見たのははじめてでした。
湧水環境に棲むホトケドジョウは国、神奈川県共に絶滅危惧TB類にランクされ、非常に数少ないため、県内数ヶ所で保護活動があります。相模原市では勝坂のホトケドジョウが市登録天然記念物になっています。貴重な谷戸の景観が残されていることもあり、生息地が守られる事になりました。私は、昨年末、伊勢原市の水田水路の改修に伴うホトケドジョウ救出作戦に参加しました。ホトケドジョウの棲める新しい水路をつくる間、県・内水面試験場に一時避難させるとのことでした。川崎市の生田緑地などでもホトケドジョウの棲める環境を維持する活動を学ばせていただきました。
尾山の水路もかつてはホトケドジョウがいたと農家の方に聞きました。ホトケショウとよんでいたそうです。今の水路改修工事でホトケドジョウが棲める水路、水田に生きもの達が行き来できる水路にしていただけたら、なんてすばらしいことでしょうか。
写真:中津川のホトケドジョウ(オタマジャクシにも注目)・コオイムシのふ化・6月18日:山側水路オジロサナエの羽化、羽化殻が右下に。この後、水路の壁に登り、みるみる色が変わりました。
2007/06/18
メダカとシジミ おおきえつこ
中津川倶楽部さん、角田の中津川の様子をお聞かせいただきありがとうございます。
私の聞いている範囲では、相模川水系在来種のメダカの遺伝子レベルでの確認はされた事が無いそうです。今、相模川や中津川でメダカが観られた場合、人為的な移入(飼っていた他の地域のメダカを放すなど)ではないかと考えられるようです。
藤沢メダカのように、在来のメダカというはっきりした経緯があれば、中津川固有種とされるかもしれませんね。
掲載写真でははっきり解らないのですが、稚魚をメダカと見まちがえる事もよくあるようですから、稚魚かメダカか観察してみてください。メダカについては、相模原市大島にある県水産技術センター・内水面試験場の主任研究員・勝呂尚之さんが県内各地の状況を良くご存知ですので、お尋ねください。
シジミについては、今、相模川・中津川水系の在来種はほとんどいなくなり、タイワンシジミに占領されてしまったと聞いています。伊勢原市の向上高校生物部が桂川・相模川流域協議会との「シジミ類共同調査」の結果を発表し、「川の日」ワークショップ全国大会で準グランプリを受賞しました。(桂川・相模川流域協議会は、今年11月23日に愛川町文化会館でシンポジウムを開催します。)
なお、水田ではドブシジミやマメシジミ?などの二枚貝がいるのですが、たくさんの種があり、同定は専門家でも難しいそうです。マメシジミは成長しても8mm程度。
昨年夏に勝呂さんと流域協議会の方々のご協力で、尾山耕地の水路の生きもの調査を行ったときには、マメシジミやシマドジョウ・アブラハヤなど、中津川の湧水環境を示す生きもの達を観ることができました。昨年夏頃の画像掲示板にマメシジミ他の写真を載せていますので、お手数ですがさかのぼってご覧ください。
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